蔵元紹介
【【芋焼酎】 阿久根 25度 1.8L】
時は目地。薩摩・笠沙の「黒瀬」という集落から焼酎造りの技を習得するため琉球に渡りました。その黒瀬杜氏の技を得た男達が、季節になると、九州一円の酒造場にでかけ、杜氏として腕をふるったといいます。彼らは「黒瀬杜氏」と呼ばれ、焼酎造りの一切を任されました。機械化が進んだ現在、杜氏達の経験に頼る手造り焼酎は減りつつあります。
その本流の焼酎造りの技を、体で覚えている数少ない杜氏が、この鹿児島酒造の黒瀬安光杜氏なのです。また、黒瀬安光杜氏は、他の蔵の杜氏が焼酎造りに行き詰まったとき、困ったときなどは快くアドバイスをされるなど、多くの杜氏から慕われ、「杜氏の中の杜氏」と呼ばれています。黒瀬安光杜氏は昭和12年黒瀬杜氏の里、笠沙町にうまれ、昭和27年から様々な焼酎造りを学び、今年で杜氏暦52年となる現役大ベテランの杜氏です。
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