天穏 純米酒 白ラベル 720ml
販売価格: 1,300円(税別)
(税込: 1,430円)
商品詳細
天穏の定番にして、ベースとなる純米酒。
異なるものを縁起させる縁起的醸造法で最強の中庸を目指しています。
冷やしてからお燗酒までこなすオールラウンダー。
香りは控えめでで少し木香。全体的に軽快でおだやかな酸があり、きれいにスッと入ってくる純米酒。
温度が上がってくると、ますます盃が進んでしまいます。
蔵元より。
5BY新酒(速醸7+6号)+4BY貯蔵酒(生酛)
定番の純米酒のご紹介です。多くの人にフィットするために中庸である自然体を目指して醸造しています。天穏の中ではベーシックであって大きな特徴はありませんが、天穏の方向性を素直に表現する酒だと思います。
白ラベルの基本的な構成は、山陰吟醸×突きハゼ3日麹で製造した5BY新酒(速醸7+6号)+4BY貯蔵酒(生酛)のブレンドです。新酒の青い若さやみずみずしさを貯蔵酒の深さで支えている状態です。5BY序盤は例年より気温と湿度が高く、ハゼ込みは全体に回りやすい環境でした。島根の酒らしさを加えたかったので、この気候を活かすように製麹してみました。横に広がるような旨味が出たと思います。
どのタイミングがこの酒のベストだろうか?という話もあるかと思います。そこは人間の人生と同じように、若いときも老いたときも純粋であればそれぞれの良さがあり、流れる時間を楽しむことがベストであると捉えていただけると幸いです。開栓でも瓶貯でも時間が経過するにつれてどんどん良くなる酒です。瓶貯では冷蔵より常温が向きます。
この白ラベルは製造本数が多いので、最終的には20本ほどの醪がブレンドされたお酒となります。米のスペックはすべて同じで通年、速醸7号、速醸6号の5BY新酒と4BY貯蔵酒がブレンドされたものが出荷されます。
香り:注いだときからエステリー、バナナ香が広がるが、落ち着くと低くなる。米麹の甘い香り、柑橘のような酸の香り
味:綺麗さ、青い香り、柑橘系の酸、米麹のアミノ酸の甘味、木香、さりげなく厚み
例年よりドライで切れる。新酒の青さやフレッシュさを昨年の酒がサポートしている。熟感というより厚みを与えている。飲み進めると風味が重なって香味の馴染みが良くなっていく。和音や倍音のような効果を感じて飲み飽きない。
「天穏(てんおん)」
醸造元の板倉酒造は明治4年の創業。 天穏という酒名は大正5年に当家宗門である日蓮宗本山要法寺管主坂本御前より仏典の無窮天穏という言葉から命名されました。 無窮天穏とは、天が穏やかであれば窮する(困る)ことは無い、世界とその未来が平和であることを願う言葉です。
出雲の御神酒
日本酒は自然や神、ご先祖様からの授かりものであるお米に対して、豊穣と感謝の祈りを捧げるために造られるものです。人々の祈りが込められたそのお酒は「御神酒(おみき)」と呼ばれ日本人が自然や神に対して捧げる最上の御供物とされてきました。私たちは御神酒こそが天穏・無窮天穏の目指す姿であると考えます。天穏・無窮天穏は、清らかで優しい穏やかな酒質を追求し、飲む人の心を穏やかにするような御神酒を造りたいと思います。私たち日本人の大切な行事において、その土地の風土と歴史が注がれた出雲の御神酒、天穏をお使いいただければと思います。
商品詳細
■原材料 | 米・米麹 |
---|
Facebookコメント