天穏 春の月 微発泡 純米吟醸 にごり生原酒 1.8L (冷蔵)

販売価格: 3,200円(税別)
(税込: 3,520円)
★★★冷蔵便(クール)★★★代が必要になります。
天穏より、今期のしぼりたてより、にごり酒が到着!
杜氏より
今季の春の月は佐香錦100%の純米吟醸の馨です。ベースは馨1号でにごりは馨4号を8%ほど。にごり部分は発酵途中のもので瓶内発酵中に消費されるグルコースを残したのでガスも出ると思います。
造りとしては完全に純米吟醸です。今季の米は溶けないけど溶けるというなんとも言えない米質です。溶けは少なくても麹はハゼ込んで割と強い味が出ます。そのため麹もかなり制限しています。
麹は締めていますがハゼ込みは強く、グルコアミラーゼもタンパク質分解酵素もよく出ている印象です。私は麹でアラニン、グリシン、グルタミン酸という甘味に感じるけど甘くないアミノ酸を麹で強く出しているので、綺麗さと旨味を両立している設計です。
カオルは佐香錦の涼しさをベースに綺麗で強い酒質になっていきそうです。
いまのところグレートヴィンテージの道を進んでいます。
◎テイスティング
香:甘い麹の香り、バニラ、イソアミルが混ざった温かい香り、エステリー
味:綺麗、なめらか、澄んでいて清涼、キレ、麹の旨味、高級アルコール(渋み)、にごりの酵母臭、アルデヒド(木香)、
テイスティングが調合直後なので、にごり部分の重い香りと味があるが、瓶内発酵で消費されるだろうと思う。佐香錦の涼しさとにごりの暖かさでドリンカビリティが高い。現時点で残っているグルコースが炭酸ガスに変わり活性する頃に完成形となる。これもシンプルに造りが良くて良い出来だと思います。軽くて、涼しくてめちゃくちゃ飲める。
「天穏(てんおん)」
醸造元の板倉酒造は明治4年の創業。 天穏という酒名は大正5年に当家宗門である日蓮宗本山要法寺管主坂本御前より仏典の無窮天穏という言葉から命名されました。 無窮天穏とは、天が穏やかであれば窮する(困る)ことは無い、世界とその未来が平和であることを願う言葉です。
出雲の御神酒
日本酒は自然や神、ご先祖様からの授かりものであるお米に対して、豊穣と感謝の祈りを捧げるために造られるものです。人々の祈りが込められたそのお酒は「御神酒(おみき)」と呼ばれ日本人が自然や神に対して捧げる最上の御供物とされてきました。私たちは御神酒こそが天穏・無窮天穏の目指す姿であると考えます。天穏・無窮天穏は、清らかで優しい穏やかな酒質を追求し、飲む人の心を穏やかにするような御神酒を造りたいと思います。私たち日本人の大切な行事において、その土地の風土と歴史が注がれた出雲の御神酒、天穏をお使いいただければと思います。
商品詳細
■原材料 | 米・米麹 |
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■精米歩合 | 60 |
■アルコール度数 | 18 |
■推奨 出荷方法 | クール推奨 |
■保存方法 | 冷蔵 |
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