天穏 無窮天穏 天雲 生酛純米吟醸 7号酵母 改良雄町60 1.8L
販売価格: 3,300円(税別)
(税込: 3,630円)
見えないけれど満ちている
触れないけれど感じられる
天を穏やかにする天雲は、あなたの心の情緒を包んでいる
無窮天穏は、山陰吟醸、生もと・突きハゼ三日麹から生み出される清らかなお酒。天雲は、島根県の改良雄町を使用し無窮天穏としてうみだされたお酒をアルコール13度まで加水して馴染ませることで飲みやすいのに味わい深いといった両面を持っているお酒。。
どのタイミングで飲んでも美味しいですし、熟成や燗酒に向くタイプでもあります。
暑い時期には少し冷やして最初の一杯を、2杯目は常温で、そこから温めながらふわりと伸びてくる美味しさを楽しむのもオススメ。
杜氏テイスティングコメント
香:イソアミル、エステリーで少しマスカットや青リンゴ、米こうじの甘い香り、無窮天穏的な香りでこれらがまだ若くフレッシュな印象
味:米麹の柔らかい旨甘味、マスカット系の吟味、グレープフルーツ、乳酸、シャープさ、若さ 現状だと若さによって生酛2火というより純米吟醸の味わいかなと思います。
飲んでいくと精米60%の頃の齋香の雰囲気があり28BYや29BYの齋香2火を思い出します。時間が経つと近年の天雲のような生酛寄りにシフトしていくと思います。酒として見るなら現在も良いし、従来の天雲として見るなら少し先にポイントがあると思います。詰め直後に利き酒したので、皆さんのところに届く頃には天雲度合いが良い具合かもしれません。天雲、昔の齋香2火、縁起が合わさった味のような気がします
[無窮天穏]
山陰吟醸造り×突きハゼ三日麹×無添加 生もと山廃造り
無窮天穏はこの3つの要素をかけ合わせた天穏のブランドです。
・山陰吟醸の清らかさ
・突きハゼ3日麹の奥深い旨味と余韻
・無添加生もとの多様な乳酸菌と酵母と高アルコール耐性
この3点が合わさった酒に無窮天穏の名をつけています。
製造難度が高いこと、生もとで35日、醪で35日以上となるため製造日数は一般的な速醸の2倍ほど。
また粕歩合も50%を超えるため、大量に生産することが難しい状況です。
このように無窮天穏は手間と時間と技術を要する酒造りで、私たちの想いと技術と時間が祈りとなり、無窮天穏に注がれています。
この私たちの酒造りの集大成である無窮天穏が、御神酒に最も近い形なのではないかと考えます。
[無窮天穏の味わい]
米、水、人、酵母、乳酸菌、麹
風土、伝統、文化、継承
神、自然、ご先祖様
日本酒はこれらの生命の痕跡(アミノ酸)を一つの液体に溶け込ませたものです。
これほどまで清らかに生命の痕跡を残すお酒は世界にも類を見ません。
無窮天穏はこれらの生命の営みを純粋に伝えてくれるお酒です。
出雲の米と水、突きハゼ三日麹、無添加の生もと造りこれらを出雲杜氏の山陰吟醸造りが一つにまとめ上げ完全無濾過で製品化します。
清らかに舌先を流れる感覚。
口の中で広がる米と麹の香りと旨味、吟味、乳酸味、酵母の酸味、程よい苦味と渋み。
体に浸透していくような穏やかで長い余韻。
多くの生命の痕跡、アミノ酸が他の生命を感じさせ、孤独ではない安心を感じさせます。
そうなれば穏やかな心と時間が訪れ、酒も料理も、人も音も器も空間も全てが一体となるはずです。
無窮天穏は一瞬の驚きや美味しさではなく、その人の時間と空間に作用し、天のように穏やかな時間を提供することが出来るのではないかと思います。
「天穏(てんおん)」
醸造元の板倉酒造は明治4年の創業。 天穏という酒名は大正5年に当家宗門である日蓮宗本山要法寺管主坂本御前より仏典の無窮天穏という言葉から命名されました。 無窮天穏とは、天が穏やかであれば窮する(困る)ことは無い、世界とその未来が平和であることを願う言葉です。
出雲の御神酒
日本酒は自然や神、ご先祖様からの授かりものであるお米に対して、豊穣と感謝の祈りを捧げるために造られるものです。人々の祈りが込められたそのお酒は「御神酒(おみき)」と呼ばれ日本人が自然や神に対して捧げる最上の御供物とされてきました。私たちは御神酒こそが天穏・無窮天穏の目指す姿であると考えます。天穏・無窮天穏は、清らかで優しい穏やかな酒質を追求し、飲む人の心を穏やかにするような御神酒を造りたいと思います。私たち日本人の大切な行事において、その土地の風土と歴史が注がれた出雲の御神酒、天穏をお使いいただければと思います。
商品詳細
■原材料 | 米・米麹 |
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■精米歩合 | 60 |
■アルコール度数 | 13 |
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